---ハイエナ狙いと高設定狙い---
はっきり言って、俺は人付き合いが苦手だ。
それゆえ、気ままにこんな稼業をつづけているわけだが。
しかし、そんな俺でも、最低限の付き合いはする。
なぜなら、パチスロで継続的に勝っていくには、情報交換というのは非常に大事だから。
それなくしても勝ってはいけるが、より有利に勝負を進めるためには情報を共有することは必須なのだ。
あのホールは今は回収時期だ、とか、この機種はまだ解析が出てないがこういう立ち回りをすれば充分喰える、とか。
もちろん、いやいや付き合ってるわけではなく、ある程度気の合う連中とのみつるむようにはしている。
情報交換するためだけに、顔も見たくないような人間と付き合ってるようじゃ、こんな稼業をしている意味がない。
今日、その仲間の一人と軽く飲んできた。
わりと最近知り合った男で、そんなに深くは知らない仲だ。
最初は普通に飲みながら他愛もないスロ話をしていたのだが、不意にそいつがこんなことを言った。
「俺はハイエナはしない。」
生粋のスロッターには、酒が入ってくると自分のスロにおける持論を展開するやつが多い。
ハイエナをしない理由を尋ねると、「稼動を稼げないし、そもそも探すのが面倒。 高設定掴んでブン回してる方が
遥かにいい。」
一理ある。
確かにその通り。
だが、俺はハイエナ肯定派だ。
なぜなら、一時的にとはいえ、機械割が跳ね上がる「ハイエナ」という立ち回りは、これはこれで立派な攻略法の
一つだと思ってるから。
稼動が稼げない、というこいつの言い分もわかる。
要は、それだけ収束しにくいから狙いたくないということだろう。
しかし、それを言ってしまえば高設定ブン回しだって同じこと。
機械割なんてのは、基本的に7000〜8000Gかそこらで収束するもんではない。
特に、最近の機種は。
シュミレート上では、数百万という膨大な試行を繰り返さなければ収束には向かわないのだ。
ということは、だ。
極論で言えば、高設定ブン回しにしたって、数百回高設定台を掴んでいかなければ収束なんかしないということになる。
こうして考えると、逆にハイエナの方が効率がいいんではないかとすら思えてしまう。
まあ、実際にはもっと短いサイクルで収束はするだろうから、結果的には高設定ブン回しの方を優先するのは当然だが。
で、俺の結論。
ハイエナは、あえて足を棒にしてまで捜す必要はないが、軽い気持ちでホールをぶらりと回り、それで
おいしいゲーム数の台を拾えたら積極的に拾っていく。
これでよいだろう。
完全否定するのは、いくらなんでも視野が狭すぎるとしか言いようがない。