---マンネリ。 でも・・・---
この稼業をしている人間で、スロを心底楽しんでいる奴などほとんどいないと思う。
そりゃそうだ。
四六時中たった一人で、勝つ為だけの台を選び、それを10時間以上も黙々と回す。
こんなことを毎日繰り返せば、誰だって嫌になる。
どんなに寿司が好きでも、毎日食い続けられる人はいない。
そりゃ、社会人の仕事にしたってそうかもしれない。
何年も続けていればモチベーションが下がることもあるだろう。
だが、パチスロほど単純なルーチン作業はない。
コインを3枚入れ、レバーを叩いて3つのボタンを押す。
ボーナスが入れば目押しをする。
ただこれだけ。
これを10時間以上、しかもそれをほぼ毎日繰り返すのだから、一般人にとっては信じがたいことだろう。
それは、俺たちにとっても同じこと。
ふと虚しさを感じる時も多々ある。
そんな時に、ヒキまで落ちているような状態だったら最悪だ。
急に何もかもが嫌になり、そのままスロを打たなくなる期間というものができる。
スロから離れ、無理矢理違うことに興味を持とうとする。
やけに将来に不安を覚えたりもする。
そんな感じで行き詰ってきた時、しばらく離れていたスロを何気なく打ってみる。
楽しい。
素直にこう感じる。
こんな時、「ああ、俺はやっぱりスロが好きなんだな」って思う。
こんなことを繰り返しながら、未だにこの生活が続いてる。